【初心者向け】依頼タイトルでわかるクラウドソーシングの地雷クライアント
2017/04/18
目次
見えてきました、地雷クライアントの見分け方
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ライターを始めてそろそろ3年。クラウドソーシング歴も並行してそろそろ3年。
「ペーペー」だった私も、「ペー」くらいにはなったかもしれない。※何を言っているんだお前。
これまでたくさんの依頼を見てきました。
でも最近では、継続でいただくお仕事や、お仕事の案内をくださるディレクターさんからの仕事しか見ることはありませんでした。
ただ、これじゃまずいなぁと。新規のクライアントさんを開拓しなくちゃいけないなぁと、久しぶりに出回っている依頼を見てみたわけですね。
今回はそこで気付いたお話。というか、再認識したお話。
「依頼タイトル&依頼概要からわかる地雷クライアントの見分け方」的な話をします。
今回ふれるのはごく一部だけです。ちなみに過去にも似たような記事を書いていました。こちらもどうぞ。別記事:【副業・お小遣い稼ぎ】安い!意味不明!クラウドソーシングの「地雷的な依頼」への怒り!withライターの私。
まぁ、前々から気付いてはいたんですけど、いよいよしつこいなぁと。腹立つなぁと思いまして。「ペー」な私が偉そうに書いてみます。
これからライターを始める方のためにも。あるいは「始めたばかりでどんな依頼を探せば良いのかわからないよー」という方のためにも。
私のような犠牲者は出してはならないんですよ…。
この依頼タイトル&依頼概要には気を付けろ
タイトルに【高単価】の文字がある
これもう基本的に地雷です。【高単価】を自ら謳う依頼に高単価な依頼は基本的にありません。
そりゃ人によって高単価の基準は違いますけど、ライターで生計たてようと思う場合には、こんなタイトルの依頼は高単価ではないと感じることがほとんどだと思います。
こういうワードを入れるクライアントの心理としては、「とにかく目を引きたい」この一心だと思いますね。
本心では「(いや、これ安いよな…。でも、まぁ高単価って言っておけばとにかく人は集まるだろうし、請けてくれるヤツは数人くらいいるだろ…)」、もっと言えば「(安く雇った初心者のなかにも数人は当たりがいるだろ、いなくてもまぁ単価は安いから痛手は少ないしおっけー)」って思ってるはずです。
まぁ、本気で「うちは高単価!」って思ってる場合もあるんですけどね…。それはもう、「あ、あのぉ、えっと、ごめんなさい…」って感じです。
依頼概要に「記事の質がまちまちなので、トライアルで30記事」などの記載がある
依頼の概要欄に「記事の質がまちまちなので、ひとまずトライアルで30記事書いてください」の記載がある場合は要注意。要注意どころか激激激注意。
「は?トライアルで30記事?それは多過ぎんだろ」っていうのが私の正直な意見。
しかもトライアルということはお試し価格(トライアル価格)を設定してあるのが常です。このトライアル価格が本採用後に予定されている金額の半額以下のような場合は即却下すべきでしょう。
こういう類の依頼は「トライアルだけやらせてフェードアウトする可能性が非常に高い」です。
私の場合は「いつまでたってもトライアル価格でやらせる」というのを体験しましたね。これトラウマ。
クライアントとしても慎重になりたい気持ちがわかるんですけど、いくらなんでも数十記事単位のトライアルは多過ぎますよ。せめて3~5記事くらいにしませんか?
ちなみに、トライアル価格を回避したい場合は、「自分のブログ記事や過去の実績等をクライアントにみせて実力を見てもらう」というのが有効ですね。
はい、ライターは今すぐにブログ始めましょう。
私のこんな雑多ブログでも実績というかサンプルのような形でクライアントに見せて、「いいじゃないですかぁ!」なんて褒められてトライアルを回避したことがあります。まぁ、お世辞の可能性もありますけどね…。
クライアント側の教育やノウハウの共有も必要
現在もクラウドソーシングの利用者は増え続けており、どんどんと新しいライターさん、デザイナーさん、エンジニアさん等々、多くの方がフリーで収入を得られる状況に身を置くようになりました。
そんな状況下では得られる収入の額の差はあるにせよ、依頼を請ける(こなすにあたっての様々なノウハウが共有されるようになりました。これは良い傾向だなぁと思います。
まぁそれって、ライバルが増えているということでもあるんですけど、競合が増える方が良い仕事をしなくちゃいけないという責任感が出ますし、できることならみんな一緒に幸せになりたいじゃないですか?(笑)え、ダメですか?
ただ、みんなで一緒に幸せになるなら、より良い仕事(報酬金額が高く、やりがいのある仕事)が増えなくてはなりません。でも、増えていないのが実情。
今、クラウドソーシングで必要になってきているのは、クライアント側の意識の改革。
「その金額じゃ依頼を請けてくれるライターはいないよ」、「良い記事を書いて欲しいならこういう依頼の仕方が良いよ」とアドバイス、もっと言えばクライアントを教育してくれる環境が必要になってきていると思います。
まぁ、これはクラウドソーシングサイトの運営側の方達も認識しているようで、徐々にそういった取り組みがなされ始めていることもわかっています。※業界大手のランサーズでは、依頼のアドバイス機能や運営スタッフの助言オプションのようなものがあります。
でもまだ足りないなぁと…。結局、地雷な依頼を発注し続けるクライアントは一定数いるし、そのことに気付かずに地雷な依頼を請けてしまう初心者なライターが居るわけですよ。労働力が安く買いたたかれている。
そうです、過去の私ですね。※ライターを始めた当初、私はブラック&地雷な依頼を請け続けていました。とにかく数をこなすのに必死でした…。1時間かかって書いた1200文字とかの記事が300円くらいだったりとかするわけですよ…。
これじゃあ、まずい。非常にまずい。まずいぞおおおお…、うぉおおおおお、どげんかせんといかん!!※懐かしい…。