【命のバトン】変わる&変わらない、人生最後の最後までわからんよ
地元から離れること
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仕事で県外へ、進学で県外へ。
私達を地元から引き離す要因はいくらだってある。特にきっかけが無くても、何となくで地元を離れる人もいる。新しい人間関係をつくるために。あるいは今までの人間関係を切るために。
久しぶりに通った通学路
この前久しぶりに中高生の頃の通学路を通ってみた。空白だった空き地は道路となり、住宅地となり、新しい暮らしが築かれていた。きっとそこには他の地元からやってきた人、あるいは地元内での引っ越しでやってきた人がいるのだろう。変わっていた。
通学路だから学生が多い。小学生、中学生、高校生、多くの学生がワイワイ言いながら歩いてくる。自転車に乗ってくる。
ある小学生は友達とじゃれ合っていた。やがてその子のランドセルから防犯ベルが落ちる。ベル音がけたたましく鳴り始める。なかなか止められずあたふたしている。
「あぁ、俺もこんなことあったな」と思った。変わらないね。
人はなかなか変わらない
土地や場所の風景は変わろうと、そこに住む人々はなかなか変わらないものだ。
その人の人生に変化はあるだろう。成長と共に人は少しずつ小さな変化が訪れる。しかし、「人」という生き物の姿はそう簡単に変わらないと思った。
学校に通い、習い事に精を出し、誰かと出会い泣き笑う。そしてやがて恋をし、一緒に暮らし、新しい家庭を築く。
この流れは不変だ。
命のバトンは続く
生まれてから命を終えるまでの一連の流れを、人類は太古の昔から続けてきた。形は違えど、日々考え、学び成長してきた。
「命のバトン」を次の世代へと繋いできたことで、今日の私達がいる。
そう考えると、人生ってつくづくロマンに溢れているなぁと思う。
自分の思ったことや考えたこと、成し遂げたことは、そう簡単に後世に残ることはない。よっぽどの英雄でなければ無理だろう。
しかし、命のバトンは確実に私達に繋がり、託されてきたものだ。そしてそのバトンを自分達も誰かに託すことができる。
バトンをしっかりと託せるよう、皆で頑張りたいね。
人間が一人前になれるのは、このバトンを託す時なのかもしれない。人生、最後の最後までわからんよ。