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「子どものための読書術」、何のために読むのか?読まない時はどうするか?

      2016/03/22

 

秋は特に読書のシーズン。

夏も終盤に近付き、段々と涼しさも見え隠れする頃合いとなりました。小・中学・高校生はもう夏休み終わりでしょうかね?2学期・後期もファイトです!今年はシルバーウィークもありますし、冬休みもどうせすぐやってきますから(笑)

まぁ、まだまだ残暑は時々あるんでしょうけど、それでも朝夕とかだいぶ涼しくなりましたよね。冷房を使うことも減ってきたので、家計的にもありがたいことです。涼しいって嬉しい。

そして秋がくるとやりたくなるのが「読書」です!暑さでイライラすることもありませんし、段々と夜長の時期となるので落ち着いて読書をするのにピッタリですよね。もちろん、「運動」、「食欲」の秋だと言う人も居るでしょうけど、私の子ども時代は断然読書でしたね。

というわけで、今回は「子どもの読書」についてお話します。「夏休み中、あまり読書ができなかったよー」というお子さんをお持ちの方が、子どもさんに読書を勧めていただくきっかけとなればと思います。

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「読書」って。

「やりたくない」読書には意味がない。じゃあどうするか。

変顔をする女の子

そもそもなぜ読書ってしなければならないのでしょうか?学校の宿題?暇つぶし?

人が読書をする理由には様々あり、誰かから強制されることや、もちろん自発的にやったりする場合もありますよね。

でも読書っていうのはそもそもやるやらないは自由です。興味もやる気もないのに、読書をしたって意味がない。文字を意味として認識するのではなく、単なる音の集まりとしか認識しないので、内容が入ってきません。

そういった時はその子の好きなジャンルの本を読ませてあげてください。○○レンジャーの本でも、恐竜の本でも、虫の本でもなんでも良いのです。大切なのは「読書を苦痛だと思わせないこと」なのです。まずは「読書って良いもんだ」と思わせてあげることから始めましょう。

 

でもなんで読書をするのか?

それでも我々大人が読書を子どもたちに勧める理由はなんでしょうか?

私はよく言われる「知識力・想像力の育成のため」だけでなく、「創造力」、「臨機応変に対応する力(応用力)の育成のため」だと思っています。

 

図鑑などは「知識力」、そして将来の夢へ。

図鑑や、専門書などは子どもの「知識力」を磨いてくれます。身近にいる小さな虫の名前、夜空に輝く星の名前。生活の中でそれは絶対的に必要な知識ではなくても、生活をより豊かで楽しいものにしてくれる知識力となることは間違いありません。

将来あなたの子どもさんの息子・娘(あなたにとってのお孫さん)が、「お父さん、あの虫、何ていうお名前?」と聞いてきて、「うーん、知らないなぁ」ばかりでは味気なくないでしょうか?そこはやっぱり「あれは○○っていうんだよ。一緒に探しに行ってみようか。」と言える生活の方が楽しいと思いませんか?

それに、そういった場面で子どもの「なに?」「どうして?」「どこで?」といった疑問の種をしっかりと汲み取って上げることは本当に大事なことです。その興味がその子の将来の夢や目標などにも繋がったりしますから。

 

物語(小説)などは「想像力」、「創造力」、「応用力」へ。

並べられた洋書

小さい頃は絵のある絵本や、図鑑なんかを好きな子どもさんが多いですが、段々と成長するに従い読みたくなるのが、「長編の物語(小説)」だと思います。

これらを読むことは「想像力」、「創造力」、「応用力」を磨くことに活きてきます。

物語は絵本とは違い、文字ばっかりで時々、挿絵が入るくらいの本です。※読んでいて面白味がないと感じる子も少なくはないんですけど、そういった子には少しでもその子の好きな物語(挿絵多め)のものを読ませてあげてください。

ここがポイントなのですが、物語は絵本と違って、自分の読んできた記憶を頼りに、「その物語の中の世界を作り上げる作業」をするものです。今まで読んできた中で登場してきた人物・場所、そして物語の中で起こった事件を頭の中で記憶し、整理しなくてはなりません。これが想像力であり、創造力に一番大きく影響を与えます。

それにこれらには挿絵が無いことも普通です。となるとその登場人物がどんな顔や服装をしているのかも、文字の並のみから想像しなくてはなりません。でもそれが良いんです。確かに与えられた物語ではあるのですが、読書をしていれば自分なりの物語がそこにできあがるのです。

そうして作り上げた自分だけの物語は主人公が勝手に動き出します。次に何をするのか何が起こるのか、そういった予測ができるようになりますし、したくなります。よく人気漫画家の方や小説家の方がおっしゃる「勝手にキャラクターが動き出す」というやつですね。読書をしていれば、小さな子でもこれができるようになるのです。つまるところ、このことが臨機応変に対応する力(応用力)に一番影響を与えてくれるというわけです。

 

もちろん言い回しや単語などの「語彙力」、「言葉の取捨選択の適切さ」も身に付きます。

読書を続けていれば、図鑑、物語を問わず、多くの言い回し、単語にふれることになります。そのため、「これはこういう名前なんだな」とか、「この言葉はこういう時に使うんだな」といったことへの理解も深まります。

語彙力の無い大人は見ていて残念になります。ですから、読書は小さい頃からするべきですし、大人の今からでもするべきなのです。

じゃあ、あなたはどうなのかって言われるとあれなんで、スルーしてもらいたいんですが(汗

さぁ子どもと一緒に本屋さんにレッツゴー

ビル街を飛び跳ねる男性

当記事を読んでみて、少しでも「ああマズいな」や、「うちの子ゲームばっかりやってる…」と思った方はどうぞ本屋さんへ直行してください。

言わずもがな本屋さんには様々なジャンルの本がありますし、店員さんに「子どものために○○のジャンルの本で、面白いのを探してるんですけど…」と相談してみると、とても丁寧に対応してくれます。私はそうでした(笑)

もしくはあなたが子どもの頃、読んで面白かった本。同年代のお子さんを育てたことのある親御さん方の間で子どもに読ませて好評だった本などを紹介してもらうのもGOODです。そういった人が居ないよというのであれば、学校の推薦図書でもいいですし、インターネットの口コミサイトを参考にするのも良いと思います。※ちなみに私が小学校の3,4,5,6年生の時に流行ったのは、『かいけつゾロリ』、『バムとケロ』、『デルトラクエスト』、『ダレン・シャン』などでしたね。どれも大人気でした。

ぜひお子さんに読書を勧めてみてはいかがでしょうか?そこには新しいお子さんの発見や、成長の糧となること間違いなしの出会いがあります♪

 

 

※当記事を読んでくださりありがとうございました。よろしければシェしてくださいね。

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