【サッカー】名監督のなり方講座!彼らに求められる力とは
2017/07/04
サッカーの監督に求められるもの
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サッカーにおいて、その勝敗を分けるのは選手のプレーだけではない。その選手達を率いるのは誰か、どんな監督が采配を振るっているかも勝敗に大きく関わってくる。
皆さんも試合を観ていて「FWの○○がダメダメだった」とだけ言うのは間違いだ。まぁ「監督の采配がダメダメだった」と監督のせいだけにするのも間違いだが…。
ここでは現代サッカーの監督に求められる力について紹介していく。名監督の条件、そのなり方や如何に。
監督に求められる力
どこを攻め、どこを守るかの指示・采配
まずはこれだ。サッカーでは必ずしもピッチ全体がまんべんなく使われるわけではない。
チームによって得意とする攻撃ルート、守りのスタンスがあり、対戦するチームもそれに合わせて戦わなくてはならない。
右サイドにメッシのような超攻撃型FWが居るならそこにある程度の人数を配して守らなくてはならないだろう。
逆に相手の右サイドに年寄りとも言えるような、走れない、反応の遅いDFが居るならばそこを攻めればよい。
しかしその判断は選手だけで行われるものでは決してない。それが監督である。”常に第三者”の視点からピッチを広く見回すことができ、試合の流れを掴むことができるのは監督だけだ。必要に応じ、攻め方、守り方の指示出し・采配を振るわなくてはならない。
その観察・判断ができない監督は名監督になれない。
選手起用の見極め
どの選手をスタメンで使うか、どの選手を交代で送り込むかの判断も監督が行う。
選手のコンディションや試合に足りない要素(突破力・高い守り・パス供給等)を常に見極め、的確な起用が求められるのだ。
メディア対応力
恐らく皆さんもテレビのニュースや今私が書いている記事を見ておわかりいただけるとは思うが、現代のメディアはうるさい。細かい。もっといえば選手や監督にとってはウザい時もあるだろう。
偉そうな見出しを打ち、誰がダメだったかをデカデカと新聞やニュースのタイトルに持ってくる。海外の試合前会見等では、かなりねちっこい嫌なインタビュアーもいる。
このメディアへの対応力も今強く監督に求められる力である。
槍玉に挙がった選手を上手く擁護し、モチベーションを下げさせないメディア対応、チームの成績が芳しくない時に批判の矛先をそらし、チームや自身を試合に集中させるの対応だって大切だ。
これはもはや、メディア対応力というか、ごまかし力といっても良いかもしれない(笑)
サッカーで大事なのは選手と勝敗だけじゃない
結局私がここで一番言いたかったのは、「サッカーで大事なのは選手と勝敗だけじゃない」ということだ。
選手のプレーはもちろんだが、それを取りまとめる監督も重要である。監督だってピッチの外で戦っているのだ。
それを理解することなく「点を決められない選手を変えろ」だの「勝てない監督を変えろ」だの言うのは間違いだ。別の面での努力も見るべきだ。
すぐに「変えろ・下ろせ」としか言えないメディアはあまりに浅はかなのである。これはサッカーに限らないかもしれないな。