【新時代がきた】「VALU」にみる桶狭間の戦い的挑戦思考とは?
2017/08/29
目次
新しい投資の形、VALUが登場しました
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2017年5月末、突如として現れた投資サービスの風雲児「VALU」。
企業などではなく個人の価値を株式(VA)として、他の人に買ってもらうことができるというものです。株式は仮想通貨であるビットコインでやり取りされるため、高騰しまくりのビットコイン界隈は超大盛り上がり。
「仮想通貨そのものが難しいのに、VALUってなんぞや?」という方には、「AKBの総選挙的なものだよ」といった説明がされているのをチラホラ見かけます。ファンがグッズ(VA)を買えば、ファンには愛嬌(お返し)がふりまかれるイメージでしょうか。まぁ、それだけでもよくわかりづらいんですけどね(笑)
また、個人のVAの価値は、保有しているSNSのフォロワー数などで推移するのだそうです。故に、ネット界の著名人の方々のVAは大人気なのだそう。イケダハヤトさんや、はあちゅうさん、家入一真さんなどが参入されています。
結局このVALUにどんな意味があるのかというと、「新しいビジネスを始める際の資金収集やビジネスの拡大に役立てられるのでは?」ということなのだそう。いやはや、新しいサービス考えつく人って凄いですよね。
しかし、賛否両論あるのがVALU
しかし、賛否両論あるのがVALUです。
現段階ではサービスの仕様が新し過ぎてわからないことだらけ。多くの方がその概要を掴もうと努めています。
「これは新し過ぎる、ネット界隈がこんなにフィーバーするのは久しぶりだ」と称賛する声もあれば、
「結局ネット界隈の有名人しか得をしないんだろ」と否定的な声があるのも事実です。
どんな時代も新しいモノ・サービス・考え方、あるいは奇抜さが否定されるものなのです。
戦国の風雲児、織田信長は桶狭間で常識をぶち壊した
さて、投資の世界の風雲児「VALU」とはうって変わって、戦国の風雲児と呼ばれたのが「織田信長」です。
16世紀半ば、彼は当時最も天下に近いと呼ばれた今川義元との戦いで2つの選択を迫られました。この戦いを後に「桶狭間の戦い」と呼びます。
1つ目は、城に残り籠城すること。
籠城を推す家臣は、
「殿、ここは城にたてこもり時を待ちましょうぞ!」
「敵は2万以上!対するこちらは3000ほど。籠城しかあり得ませんぞ!」
と騒ぎ立てました。
2つ目は、打って出る(突撃する)こと。
突撃を推す家臣は、
「城に残っても惨めに死ぬだけ、であれば華々しく散ろうぞ!」
「籠城して何になる?武士としての生き様をみせようぞ」
と色めき立ちました。
しかし、信長はこのどちらの意見も退け、3つ目の選択である「とりあえず挑戦してみること」を選びました。
要は「奇襲」ですね。到底上手くいくかどうかわからないような方法に出た信長ですが、結局はそれで勝ってしまいました。
この信長の桶狭間の戦いから学ぶことは、「いつの時代も、物事がどう転ぶかはわからない」ということでしょう。
その後も信長は新しさを取り入れ勝ち続けた
桶狭間の戦い後も、信長は新しさを取り入れ続け勝利し、戦国の世を変え続けました。
鉄砲や鉄甲船、キリスト教の布教活動の援助などは、信長が取り入れた新しさの一部でしかありません。
信長が戦国の風雲児と呼ばれたのは、単に戦が強かったからというだけではありません。戦での強さの裏には、新しいものを貴ぶという信長自身の精神力の強さがあるのです。信長が取り入れた新しさと精神力の強さは、周囲の目がくらむほどの威光を放ち、凌駕し続けたのでした。
勝ちを取らずともやってみることは大事
信長の勝利を取りに行くという選択はあり得ないことだとされました。家臣の間ではそんな選択は考え着かない、斬新過ぎて無理だとされなていたのにです。信長はわずかな希望にかけて今川軍に戦いを仕掛け、戦国の世に名乗りをあげてみせたのでした。
少々大それた話にはなってしまいましたが、VALUなどの新しいサービスも奇をてらうだけで否定的な意見があるのも事実です。
ただ、とりあえずやってみる、少しだけ使ってみるという考え方は大事なのではないでしょうか。
仮にVALUで大きな利益(勝利)を得られずとも、新しいサービスの先端にふれるだけでも自分の知見を磨くことの一助になるはずです
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