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【人付き合い】降り注ぐ言葉は雨のよう。思考の一時停止ボタン。

      2016/12/26

雨に濡れた押しボタン

言葉はナイフとはよく言ったもので

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言葉はナイフ。

誤った使い方をすれば、言葉は人を傷つける。簡単に相手の心に刺さり、心から血を流すことになる。言葉はナイフとは本当によく言ったものです。

ただ言葉というナイフを上手く研ぎ、上手く使うことができればどうでしょうか。それはそれは素晴らしい道具になるのではないでしょうか。

 

言葉は雨

言葉は雨。

時に優しく心という名の大地に染み渡り、恵みをもたらす。

しかし、時に雹となる。雹となった言葉は心という名の大地に強く打ち付け、大地をえぐる。それは時折、雷をも伴う。大地はまた深くえぐれその穴を広げていく。

しかも雹は大地に落ちるまでに、その切っ先を尖らせていく。そして突き刺さる。深く深く突き刺さる、抜けはしない。

ただ、優しさという名の太陽が出てくると、それは溶ける。空いた穴には、何かの種が落ち、育ち、実ができる。

 

言葉って本当に使い方が難しいです。言葉を発する方は、その人のためにと思って発言する。しかし、それは受け手からすれば大きなお世話だったり、傷つける言葉だったりするわけです。ぽっかりと大きな穴を空けちゃうことだってあります。

もっと危ういのは、自分の言葉で誰かを傷付けていることに気付かないことでしょう。知らず知らずのうちに誰かにダメージを与え、関係を悪化させ、自分自身だけでなく、その人自身を孤立させてしまうことだってあります。

でもそんな悪い環境を変えるのも言葉だったりします。たった一つの誰かの言葉で「考えが変わった」、「希望が持てた」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

思考の一時停止ボタン

STOPの道路標示

言葉の使い方にはいつだって気を付けるべきです。

「これを言ったらどうなるかな」、「受け手はどう捉えるかな」、「そもそも自分の言葉(話)を相手は聞く気があるのかな」。

そういったことを、発言する前に考えた上で言葉は発するべきなのです。

思考の一時停止ボタン。

何か行動を起こす時は、このボタンを押してみてください。今から言おうとしていること、しようとしていること。それらが持つ影響や進め方、受け手の捉え方をよく考えなおすのです。

これは私が過去に学んだスティーブン・R・コヴィー氏の『7つの習慣』にもあった考え方です。

困った時、危ないなと感じた時。まずは一度ポチッと押してみてください。

逆にこのボタンが全く押せない人、一瞬でも押せない人は、どんどん周りの人が離れていくでしょう。

 - 生活, 社会