ヒッチハイクの魅力・やり方と成功させるコツ・注意点とは?経験者は語る。
2016/03/22
目次
一度はやってみたいヒッチハイク!
皆さん旅行は好きでしょうか?私は大好きです!
その旅行時、皆さんはどういった「移動手段」をとっていますか?飛行機?新幹線?車?バイク?まぁ、他にも色々ありますがこれくらいに。
遠くに出掛ける予定を立てる時、必ず考えなくてはならないのが移動手段ですよね?
その中でも旅行好きが一度は憧れる移動手段が「ヒッチハイク」だと思います。今回はそんなヒッチハイクについて、今まで何度かヒッチハイクに挑戦し、失敗と成功を繰り返した私が「ヒッチハイクの魅力・やり方と成功させるコツ・注意点」をご紹介していきます。
今回の記事を読んで、あなたもヒッチハイクマスターに。
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【ヒッチハイクの魅力】
ヒッチハイクにはいくつもの大きな魅力があります。「まだやったことがない」、「やろうと思っているけどイマイチ踏み出せない…」なんて方の背中を押すきっかけになればと思います。
その1、冒険心。
まずはこれ、「冒険心」。ヒッチハイクが上手くいくかどうかの「ワクワクとドキドキ」が、僕ら旅人を駆り立てるのです(笑)
その2、新たな出会い。
ヒッチハイクをやっていると「新たな出会い」がたくさんあります。まずは乗せてくださる「ドライバー」さんですね。乗せてくださる方は本当に様々です。年齢も職業も様々な社会人の方、おじいちゃんおばあちゃん、トラック運転手の方、ちょっと怖そうなお兄さん(笑)
このように、普段自分が接することが無かったであろう世界で生きている方々とも、お会いすることができるのです。
そんな方たちとの車内で話す会話は本当に楽しいです!職業や年齢、住んでいる場所も様々なドライバーの方々は、自分の知らない世界のことやエピソードを話してくださいます。ヒッチハイク挑戦当初は、「車内で寝ちゃったらどうしよう…」と思っていた私ですが、寝たことは無いです!
あとは、ヒッチハイクをしていると道端で話しかけてくれる方も居ます。「変わったことやってるねー」とか、「頑張れー」と声掛けをしてくださる方や、ヒッチハイクが成功しやすい道を教えてくれる方やお菓子やジュースをくれる方も居ます。そんな方たちとの出会いにも感謝の気持ちでいっぱいになります!
その3、移動手段にかかるお金がかからないor安くなる。
これも大きな魅力でしょうね。飛行機や新幹線で行こうと思っていたのをヒッチハイクで行ってしまうわけですから、まぁかからないか、安くなります。時間はかかりますけどね。
その4、話題にできる、学生なら特にやるべき。
最後はこれです。「ヒッチハイクをした」というのはとにかく話題にしやすいです(笑)
春休み、夏休み、秋休み、冬休みなど長期休暇明けに、友達に「俺ヒッチハイクしてたんだぜ」というと必ず「えー、凄い!どんなだった?」と質問攻め。もうヒーローです(笑)学生ならやっておくべき。就活の面接なんかでもちょっとしたアピールポイントというか話のネタになります。ヒッチハイクしてたというのは、しない人からしたら相当なインパクトがありますし、したことがある人にはかなりの親近感を感じてくれます。
それに、「学生はとにかくヒッチハイクがしやすい」です。その理由は乗せる側の心理に因るわけですが、それは後の【やり方と成功させるコツ】の項でご紹介します。
【やり方と成功させるコツ】
ここまでヒッチハイクの魅力についてご紹介してきました。さて、それではそろそろ実践編といきましょう。【やり方と成功させるコツ】です。
その1、とにかくハッキリ大きく書く。
ヒッチハイクをする人の姿と聞いて、あなたはどんな姿を思い浮かべるでしょうか?道路沿いで親指を立てる…?なんか看板を持っている…?そう、それです(笑)
ヒッチハイクをするには「自分がどこに行きたいのか」を明確にドライバーの方たちにアピールしなくてはなりません。ですから「文字はハッキリと大きく書く」ことがポイントです。
その2、スケッチブックに書くのがおすすめ。
行き先を書くものは、ヒッチハイクをする人によってダンボールや模造紙など、様々です。ですが、私はその中でも「スケッチブック」をおすすめします。
というのもヒッチハイクでは、1回車に乗せてもらっただけでは、目的地に辿り着かないことがよくあります…。←そう、現実はなかなかキビシーのです。
そんな時、また新たに自分の行き先を示してアピールしなくてはならないわけですが、そんな時にダンボールや模造紙だと書き直すのが難しいのです。でも、スケッチブックならすぐに新しいページに書くことができる。それに、持ち運びも楽!
その3、行き先を書く時、最終の到着地点を書かない。
先ほども述べました通り、ヒッチハイクは1回車に乗せてもらっただけでは、最終的に自分が行きたい場所には到着しないことがよくあります。遠いとなおさらね。ですから、段々と近付いていくようにヒッチハイクをしていくことがコツです。これは本当に重要なコツです。
○○方面とボヤっとさせる
ドドンと「東京!」「大阪!」と書くのもまぁアリです。インパクトは確かにあります。
でもこれは、ドライバーの方からすれば、「あぁ、東京は行かないから無理だなぁ…」と、その「東京」というワードがあっただけで、「あっ、ウチは無理だ」と即却下されることが、結構あるみたいなんですよね。
そこで、「○○方面」とボヤっとさせるのが効果的!
↑例えばこんな風に。今回は大阪発「山口方面」行きと仮定し、スケッチブックに書いてみましたー。
こうすることで、ドライバーの方は「あっ、その方面だったら通るわ!」とか、「その途中の広島までなら連れていけるぞ!」という心境になるみたいです。
ちなみに、今回はスケッチブックの紙2枚分に書きましたが、2人でヒッチハイクをする場合は、もう1つスケッチブックを用意して、計4枚の紙にそれぞれ1文字ずつ、大きく大きく書くのもアリです。
行きたい目的地へと続く、高速道路のSAエリアにとりあえず行く
これも結構効果的です。とりあえず高速のSA(サービスエリア)まで乗せてもらうように書くのです。
SAエリアには言わずもがな、遠くへお出かけする人が来ているわけですから、一般道に比べあなたの行きたい目的地へ行く人も多くなります!また、直接そこに着くことができなくても、SAをハシゴすることで目的地に近付くこともできますよ。
その4、行きたい方面の車通りが多い道かつ、車の停められる場所があるところで立つ。
スケッチブックの書き方の他に、この場所選びも超重要です。まぁ、スタートは基本的に行きたい方面の高速道路への上り口前がおすすめです。上り口の近くには、コンビニがよくあるので車が停めやすいですから。
ヒッチハイクをしている人を乗せたいと思っても、車を停められるような場所が無ければそのまま行ってしまうことが多々あるんですよね。ですから、車を停められるか否かは重要です。なんならスケッチブックに「○○マートで、乗せてください」と書くのもアリですね。私は実際によくそうしています。
その5、顔はハッキリ見せる。恥ずかしさは消える!
すぐ下の項の内容にも関係してくるのですが、スケッチブックなどで書いた行き先の看板を持っていても、「顔はちゃんと見せなくてはなりません」。その人の人物像を見て乗せるかどうか判断されることが多いためです。スケッチブックで顔が隠れてしまわないよう、要注意です。
恥ずかしいとか言っていてはだめです(笑)最初はどれだけ注目を浴びて恥ずかしくても30分あれば消えます!じゃないと、いつまでたっても目的地には行けませんから…。
その6、笑顔!学生という身分を活かす。
この記事を読んでいるあなたが学生なら大いにヒッチハイクを成功させやすくなることでしょう。その理由はドライバーの心理に因ります。
ヒッチハイクで乗せてもらいやすい人がどんな人物像かというと、「笑顔」「爽やか」「安全そう」(笑)、であることの他に、「学生っぽい」ということも大きなコツの1つになります。見た目が凄い怖い表情をしてたり、全然爽やかじゃないし、なんだか危なそう!なんて人は乗せたいと思わない。それにいい歳をした大人だったら「え、あなた何やってるの?」と思われることもしばしばあるようです。そりゃ確かに怪しいと思いますよね…。
でも、学生だったら「あ、学生か」と、結構普通に受け入れてもらえるといいますか、「あぁ学生らしい」と思ってもらえるみたいですね。
ですがもちろん、「笑顔」や、「爽やか」というのも大きなコツの1つです。ドライバーの方たちに向かってにこやかに!爽やかにアピールしていきましょう。いくら乗せてもらえなくても、沈んだ表情をしてはいけません。※まぁ、そんな沈んだ様子を哀れに思ってもらい乗せていただいたこともありますが(笑)
最後に【注意点】です。
今まで【ヒッチハイクの魅力】、【やり方とコツ】について長々と話してきましたが、最後もどうぞ読んでいただければと思います。
ヒッチハイクは、本当に楽しく良い経験となります。新しい出会いや、成功に至るまでの様々なプロセスが自分を強くしてくれます。
でも、それと同時に注意しなくてはならないこともあります。
ヒッチハイクは自己責任
見知らぬ方の車に乗るわけですから、そりゃそうです。危険な場合もあります。でも、それはドライバーさんも同じ。乗ってくる人間の側が危険な場合もあります。
ですから、こちらは危険な人間ではないことを、「笑顔」や「爽やかさ」でアピールするわけですね。
ただ、こちらも乗せてもらうとはいえ、初対面の方にいきなり完璧に気を許すのもやっぱり危ないです。
そこで、乗る前に軽く自己紹介をお互いにしたり、どういった意図でヒッチハイクをしているかを説明すると良いでしょう。そうすることで、少しはお互いの不信感も減り、良いスタートを切ることができるでしょう。
寝ちゃダメだよ!
あとはこれですね、基本寝ちゃダメです(笑)
これはさっき述べた「危険もある」ということにも因りますし、第一、ドライバーさんに失礼だからです。これは下記を参考にしてください。
【ここで、私がドライバーさんが乗せてもらった時の、乗せてくれた理由を挙げておきます】
・面白いことをしていたから。
・一度ヒッチハイクをしている若者を乗せてみたかった。
・運転時の話し相手に。居眠りしないように。
↑この最後の「話し相手」、「居眠りしないように」。これです!これを理由に私を乗せてくれたドライバーさんは多くいらっしゃいます!だから基本寝ちゃダメです。「絶対寝た方がいい」という風にドライバーさんに勧められるような疲労状態でない限り。
といいますか、冒頭で述べた通り私は寝たことが無いです。話をするのは楽しいですし、やっとのことで乗せてもらった車の窓から見る、景色はとても美しく見えるから寝られないのです。
いかがでしたでしょうか?
ここまで長々と「ヒッチハイク」についてご紹介させていただきました。これを読んで「ヒッチハイクをしたくなった!」という方、「ちょうどやろうとしてた!こうすれば良かったんだ!」と思ってくださった方が居れば幸いです。
以上で終わりになります。ここまで読んでくださりありがとうございました。よろしければシェアしてくださいね♪